目次
ビーゴの基礎データ
特徴 | スペイン最大の漁港 |
人口 | 約30万人 |
公用語 | スペイン語・ガリシア語 |
宗教 | キリスト教(カトリック) |
気候 | 地中海性気候 |
経済 | GDP成長率:3.1%/スペイン |
通貨 | ユーロ/EUR(1EUR=122.45円) |
私たちの実際の行程紹介!
今回の滞在時間:7時間40分!
8:00 | 下船~徒歩 |
8:40 | ビーゴ・ギザール駅 |
8:45 | カフェで時間調整 |
9:45 | 電車出発 |
11:20 | サンチャゴ・デ・コンポステーラ着 |
~ | 市内散策 |
13:00 | 駅のカフェでランチ |
13:30 | サンチャゴ・デ・コンポステーラ発 |
14:30 | ビーゴ着 |
14:40 | タクシー |
14:55 | カストロ城跡公園 徒歩 |
15:40 | 帰船 |
ビーゴ港到着
スペイン3つ目の寄港地ビーゴに着いた。
朝7時過ぎに目覚めたら、サンプリンセスはすでにビーゴ港に接岸、下船の準備を始めていた。急いで14階ホライズン・コートで朝食をとり、8時過ぎに下船する。
埠頭にはサンプリンセス以外に、”Costa Favolosa”が接岸していた。クルーズ・ターミナルの規模は大変小さいながらも、大型客船2隻を同時に接岸できる埠頭を有するのは立派。
聖地サンチャゴ・デ・コンポステーラへ
ビーゴではツアーの申し込みはせず、フリー。
ビーゴ市内をゆるゆる散策することも考えたが、朝早い時間なため商店はまだ開いておらず、電車に乗ってキリスト教の聖地サンチャゴ・デ・コンポステーラへ行ってみることにした。
市街地をゆっくり駅まで徒歩。約30分で駅に着く。ビーゴには駅がふたつある(後で知った)。
往きは港を海沿いに歩いたビーゴ・ギサール駅。
駅構内でエスプレッソで一服
ちょうど、8時台のサンチャゴ・デ・コンポステーラ行きが出たばかりだったみたい。
特に急ぐ旅でもないので、ビーゴ・ギサール駅構内のカフェテリアでエスプレッソを飲みながら次の電車を待つ。
次の電車は9時45分発でサンチャゴ・デ・コンポステーラに11時20分に到着する各駅停車。運賃は片道大人ひとり9.55ユーロ。
海沿いを走るのどかな列車旅
電車はビーゴ・ギサール駅始発の3両編成で座席指定、各車両ごとにトイレがあり、清潔で快適な1時間半ののどかな旅。
電車はビーゴ・ギサール駅を出ると海沿いを走り、大きなリアス式海岸を、急な斜面が落ち込む対岸が、遠くにかすんだり迫ったりしながらの海岸線をひた走る。
海にはカキの養殖イカダが浮かんでおり、なんとなく日本の風景に似る。
途中から丘陵地帯に入り、電車は丘陵をゆっくり登っていく。
サンチャゴ・デ・コンポステーラ
そうこうするうちに、目的地サンチャゴ・デ・コンポステーラ駅に到着。
まず帰りのチケットを購入
すぐに帰りのトレイン・チケットを購入、往きと運賃が違うのにはすぐ気が付いたが、まさかビーゴにふたつ駅があるとは思わなかった。ビーゴで下車して初めて往きの駅と異なることに気づいたもの。
帰りはビーゴ・ウルサイス駅行きで片道大人ひとり11.5ユーロ、乗車時間も1時間と往きの1時間半に比べかなり早い。
帰りはサンチャゴ・デ・コンポステーラ駅13時30分発、ビーゴ・ウルサイス駅着14時29分。帰りのチケットを手に入れたので一安心。
サンチャゴ・デ・コンポステーラでの滞在時間は2時間弱の計算となる。時間に追われ、急いで観光することに。
カテドラル(大聖堂)の荘厳さに感銘を受ける
サンチャゴ・デ・コンポステーラは世界遺産・聖ヤコブが眠るキリスト教徒の聖地で、エルサレム、ローマ(バチカン)に次ぐキリスト教三大聖地のひとつ。
目指すは信仰熱いキリスト教徒の巡礼の最終目的地であるカテドラル(大聖堂)。
堂内は大規模修復中で、すべての施設を見ることができたわけではないが、聖地といわれるだけあり建物の持つ荘厳さ、美しさは他の同様の教会を圧倒する。
ランチはサンチャゴ・デ・コンポステーラ駅で
参観を終え、サンチャゴ・デ・コンポステーラ駅に戻り、駅構内のカフェでランチ。
・生ビール(2.5ユーロ)
・カプチーノ(1.6ユーロ)
・イベリコ生ハムのサンドイッチ大小2個(4.75ユーロ+1.95ユーロ)
・フルーツ詰め合わせ(2.25ユーロ)で
合計13.05ユーロ支払った。
電車は往きと同じく3両編成で、帰りの経路は往きと異なり、海際はあまり走らず、最後にトンネルを抜けるとビーゴ・ウルサイス駅に到着した。
カストロ城址公園、帰船
帰船時間にはまだ1時間半あったので、駅からタクシーで旧市街と港を一望できるなだらかな丘の上にあるカストロ城址公園へ。
写真をたくさん撮ってから、ゆっくり徒歩で丘を下って、埠頭へ。
最終帰船時間4時より少し前に船に戻ることが出来た。
別れを惜しむかのようにサンプリンセスの後方にたくさんのカモメが飛んできて、僕たちの頭上をかすめるように飛ぶ。風に乗って滑空しているカモメのなんと優雅なことか。
ビーゴでの買い物まとめ
以下、私たちがビーゴで買い物をした内容です。
ビーゴ駅カフェ | 2.4ユーロ(1.2*2) |
ランチ | 13.05ユーロ |
お土産 | 4.5ユーロ |
電車切符(往き) | 19.1ユーロ(9.55*2) |
電車切符(帰り) | 23ユーロ(11.5*2) |
タクシー | 7ユーロ |
合計 | 69.05ユーロ |
ビーゴのおすすめ度
以上、実際に私たちが旅をしてきた紹介でした。
ビーゴは、ビーゴ湾の奥に位置するスペイン最大の漁港で、スペイン北西部ガリシア地方の工業・商業の中心地であり、かつ 聖地サンチャゴ・デ・コンポステーラへの玄関口。
観光地ではないため、当地の人々は観光地ズレしていない。船でいただいたスペイン国旗を振っても反応するビーゴ市民はほとんどいない。
街中(まちなか)の道路には昨晩飲み明かしたであろう酒瓶が片づけられもせず、ゴロゴロころがっており、たばこの吸い殻も随所に落ちている。ところかまわずの落書きも随所にみられ、失望した。
柳絮が舞う風景が見られた。
今回のポイントは以下の通りとさせていただきます!!
食べ物が美味しい度 | ★★★ |
観光が楽しい度 | ★★★ |
店員のサービス度 | ★★ |
また来たい度 | ★★ |
総合おすすめ度 | ★★★ |
今回は以上です。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!