目次
ルーアンの基礎データ
特徴 | ジャンヌダルクが火刑に処された |
人口 | 約11万人 |
公用語 | フランス語 |
宗教 | キリスト教(カトリック) |
気候 | 海洋性気候 |
経済 | GDP成長率:1.8%/フランス |
通貨 | ユーロ/EUR(1EUR=122.45円) |
私たちの実際の行程紹介!
今回の滞在時間:8時間45分!
9:15 | 下船 |
9:35 | シャトルバス |
11:00 | パリ往き電車 |
11:55 | ルーアン駅着 |
~ | 散策 大時計 |
12:50 | ランチ |
13:50 | セーヌ川・大聖堂など |
16:15 | ル・アーブル往き電車 |
17:30 | ル・アーブル着 |
17:50 | シャトルバス |
18:00 | 帰船 |
ル・アーブル港到着
フランス、ル・アーブルに着いた。
寒い。
朝目覚めたら7時過ぎ。すでにサンプリンセスはル・アーブル港に着いており、乗客の下船が始まっていた。
僕たちが下船できたのはかなり遅い時間で、いつも船の下船口で当地上陸の記念写真を撮影してくれるサンプリンセスのフォトスタジオの写真班も、すでに撤収していた。
JTBによると、今日はパリやモン・サン・ミッシェルに行くツアー利用の観光客が約950名。JTBがチャーターしたバスは計26台。残りの約400名がフリーとのこと。
フリー行動
僕たちはもちろん今回もフリー。
ル・アーブルから近くのルーアンまで鉄道を利用していってみることにした。
ル・アーブルのクルーズ・ターミナルはトタン屋根風のまるで掘っ立て小屋みたいで、これまでの欧州のクルーズ・ターミナルの中では最も貧弱。
隣の埠頭のは”Costa Favolosa”が停泊中していた。
ル・アーブル駅まで有料シャトルバスで向かう
クルーズ・ターミナルでル・アーブル市内の公共交通機関(トラム、バス)一日利用券(ひとり5ユーロ)を購入し、港⇔市内中心部を結ぶ2両連結のシャトルバスに乗車し、ル・アーブル駅に向かう予定。
シャトルバスはなかなか来ず、クルーズ・ターミナルの外の吹きさらしの停留所で待つこと約20分。肌寒く、身体の芯から冷える。9時35分にシャトルバスがやってきて、やっと乗れた。
列車は全車指定席だが座席番号が複雑怪奇
ル・アーブル駅で、ルーアンまでの鉄道往復運賃(片道ひとり2等車16ユーロ、1等車24ユーロ、全列車座席指定で往路は2等、復路は1等を買ってみた)を購入。
往きはル・アーブル11時始発で車内は快適、徐々に乗客で混んで来る。
全車座席指定だが、座席番号の規則性がよくわからない。僕たちのチケットは8号車の52番席と58番席だったが、乗ってみると隣同士だった。
席番号は1から8番までで、9番、0番の番号は無し。
進行方向左の窓側前列に1番、同通路側に3番
通路を挟んで右側通路に7番、窓側に5番と
前列はすべて奇数席。
後ろの席は左窓側が2番(1番の後ろ)通路側が8番(3番の後ろ)
通路を挟んで右側通路が4番(7番の後ろ)窓側が6番(5番の後ろ)と
後列はすべて偶数席といったあんばい。
線路は単線、スピードが出ている。ルーアン近くでは満席に近い込み具合になった。
ルーアン到着
時刻通りの11時54分に到着。帰りの列車はルーアン16時03分発(16時55分ル・アーブル着)なので、ルーアンでの滞在時間は4時間あまり。
京都のIさんご夫婦からルーアンでの観光や過ごし方を往きの列車内で教えてもらい、その通りに実行。
セーヌ川付近を散策
まずは駅前からまっすぐのびる大通りをセーヌ川近くまで下ると、
観光名物のルーアンの大時計あり、
近くにルーアン大聖堂がある。
日曜日で商店の大半が閉まっており、人通りも少なく寂しい。
席が空いてるのに2度もフルと断られる
ランチはルーアン大聖堂近くのこぎれいなレストランに入ろうとしたが、席が明らかに空いているのに、テーブルの上に「予約済み」の表示もなく、即刻「フル」と断られること2回、あまり気持ちの良いものでもない。
3度目に訪問したレストラン”la Terrasse”でやっと座れた。
頼んだメニューは、スターターとメイン・ディッシュの組み合わせで、ひとり19.9ユーロの定食。
・スターター:生カキ6個とパンプキン・スープ
・メイン:リゾットとフレンチバーガー。
・他に赤ワイン5ユーロをおかわりを1杯したので15ユーロ、
合計54.8ユーロをクレジットで支払い、チップ5ユーロを現金で渡した。
ルーアン美術館
食事後はルーアン美術館で、
モネの大聖堂の絵とルノアールの少女の絵を鑑賞。入場料は無料。
ロッカーに荷物を預けさせられたが、ロッカーの使用料2ユーロは戻ってきた。
1等車は2等車と同設備で値段だけが違った
帰りは1等車に乗ったが、検札もなく、同じ車両の一部を仕切って1等車としてあるだけで、座席は通路を挟んで2席ずつ。
座席配置や設備は2等と何ら変わりがなく、期待していただけにがっかり感が大きかった。
1等車と2等車の価格差8ユーロは何だったのか疑問。
疲れでほとんど爆睡状態で、その意味でも1等車に乗った意味がなかった。
帰船
ル・アーブル駅前からはトラムに乗り、ル・アーブル市庁舎前で下車、その後港行きのシャトルバスに乗り、帰船。
ルーアン(ル・アーブル)での買い物まとめ
以下、私たちがルーアン(ル・アーブル)で買い物をした内容です。
ル・アーブル1日乗車券 | 10ユーロ(5*2) |
ル・アーブル⇔ルーアン乗車券 | 80ユーロ(16+24*2) |
ガスウォーター | 2.1ユーロ |
ランチ | 59.8ユーロ(チップ込) |
合計 | 151.9ユーロ |
ルーアン(ル・アーブル)のおすすめ度
以上、実際に私たちが旅をしてきた紹介でした。
ル・アーブルは港の受入れ体制があまりに貧弱だ。
市全体は戦後、20世紀の有名な建築家オーギュスト・ペレが、当時革新的だった鉄筋コンクリートの技法により再建、街全体が世界遺産に登録されたとのことだが、相当に違和感がある。
空襲や原爆の惨禍から戦後見事に復興した東京や広島、長崎はどうなんだと言いたくなる。ユネスコの恣意的な欧州びいきかとも勘ぐってしまう。
ルーアンもよく言えば観光地ズレしていない街だが、レストランが空席があるのに予約済みの表示もなく、即刻「フル」と、入場を拒否するのはいかがなものか。
ル・アーブルもルーアンも温かみがない街だった。
今回のポイントは以下の通りとさせていただきます!!
食べ物が美味しい度 | ★★ |
観光が楽しい度 | ★★ |
店員のサービス度 | ★ |
また来たい度 | ★ |
総合おすすめ度 | ★★ |
今回は以上です。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!