目次
バルセロナの基礎データ
特徴 | スペイン・カタルーニャ州の州都 |
人口 | 約160万人 |
公用語 | スペイン語 |
宗教 | キリスト教(カトリック) |
気候 | 地中海性気候 |
経済 | GDP成長率:3.1%/スペイン |
通貨 | ユーロ/EUR(1EUR=122.45円) |
私たちの実際の行程紹介!
今回の滞在時間:11時間45分!
9:30 | 下船~コロンブスの塔 |
10:00 | 地下鉄 |
10:25 | alfons x駅~バス |
10:40 | グエル公園 |
11:50 | 出発~徒歩で地下鉄駅 |
12:30 | gracia駅 |
12:50 | ランチ@Vinutus スペイン名物tapas |
14:15 | サグラダファミリア |
15:50 | 地下鉄~カサ・ミラ |
16:10 | カサ・ミラ入場 |
17:50 | 地下鉄Liceu 散策 |
19:30 | フラメンコ鑑賞 |
20:15 | パエリア食べる |
21:00 | シャトルバスで船へ |
21:15 | 帰船 |
バルセロナ港到着
バルセロナ港に予定通り9時に着く。
バルセロナ港には立派なクルーズ・ターミナルがある。クルーズ・ターミナルはAからFまで6棟あり、それぞれに大型客船が接岸できる専用埠頭とターミナルの立派な建物が付属している。
サンプリンセスがターミナルEに接岸する時には、既に”Costa Fortuna”や、22万トンの世界最大級の客船”Oasis of the Seas”、”Norweign EPIC”、”Sirena”がそれぞれ異なるクルーズ・ターミナルに接岸していた。他に近距離を結ぶ大型フェリーやコンテナ船が多数停泊している。
ヨーロッパ各地の港の大型客船受入れ設備の充実度には目を見張るものがある。
一方、四方を海に囲まれており、歴史も観光資源も豊富なはずの日本は大型客船の受入れ体制が相当立ち遅れている。
デッキから下船・上陸
9時30分には、サンプリンセスの前の埠頭に待機していた
岸壁から港入口の「コロンブスの塔」まで送ってくれる有料シャトルバス(片道3ユーロ、往復は割引運賃でで4ユーロ)に乗り込み、
9時40分には「コロンブスの塔」前に着いた。
地下鉄切符売り場の親切とは
バルセロナは団体ツアーを予約せず、フリー行動。
事前にインターネットでグエル公園の参観予約を10時半に入れておいた(ひとり10ユーロ、65歳以上は7ユーロ)ので、そこまで地下鉄とバスを乗り継ぐことに。
「コロンブスの塔」の近くの地下鉄3号線ドラサナス駅へ。
駅入口で10回回数券10.2ユーロを購入。券売機の前で回数券購入に苦戦していると、駅員と思しき人が近寄ってきて使い方を親切に教えてたので、難なく買えたが、買った後にチップを要求され、釣銭をいくらか渡す羽目に。
よく見ると駅員でも何でもなく単なる浮浪者然とした人だった。
ガウディの最高傑作のひとつ、グエル公園に行く
地下鉄を乗り継ぎ、グエル公園最寄りのアルフォンス・デシモ駅に到着、地上に出るとグエル公園行き直通シャトルバスが待機してくれており、スムーズに発車、10時30分過ぎにグエル公園に到着した。
予約は10時30分で、予約時間から30分以内に入場しないと無効になると聞いていたので、ぎりぎり何とか間に合った次第。
グエル公園は、アントニ・ガウディ作の世界遺産の公園。
公園内は無料に入れるところもあるが、大部分は有料部分で入場には人数制限があり、時間予約の事前払い込みでないとスムーズな入場は難しい。
日本語のパンフレットも用意されていた。公園は自然界に存在する曲線を多く取り入れた奇抜な構造で、バルセロナの高台に位置し、遠くサグラダ・ファミリアを一望できる絶景ポイント。
好天に恵まれゆっくり鑑賞することが出来た。
ランチはスペイン名物タパスを中心にサングリア
公園の周囲には適当ななレストランが見つからなかったので、ランチは足を延ばして
次の観光地カサ・ミラ最寄りの地下鉄の駅パセジ・ダ・グラシアまで行き、その近くのガイドブックに掲載されているバルでランチすることに。
バルの名前は”Vinitus”。13時頃の到着となった。
明るい店内はカウンター越しに新鮮な魚介類やサラダ等が並んでいる。
・タパスを2品(4.95ユーロ・6.15ユーロ)
・白ワイン(2.75ユーロ)
・サングリア(3.05ユーロ)を頼んで、
合計16.9ユーロと格安。チップ5ユーロを払ってお店を出た。
雨のサグラダ・ファミリアも素晴らしい
次に向かったのはあまりに有名なガウディの傑作、世界遺産のサグラダ・ファミリア聖堂。
このころからぽつぽつ雨が降り出し、サグラダ・ファミリアに着いた頃は本降りの雨に。
予約券がないと敷地内に入れず、当日券は日曜日ともあって、すでにソールド・アウト。やむなく雨の中サグラダ・ファミリアの周囲を一周し、写真を撮りまくった。
外観だけでも未完のその壮大な規模には十分圧倒される規模で、建設工事の足場やクレーンが至る所にあり、いまだに建設中であることをよく感じることが出来た。
雨宿りはサグラダ・ファミリア近くのカフェで
雨宿りとトイレ休憩を兼ね、サグラダ・ファミリア近くのカフェ”Bopan”でひと休み。
・菓子パン2個
・エスプレッソ・コーヒー
・カフェラテで
合計7.7ユーロとこれも格安。
その間、雨足が次第に弱くなってきた。
カサ・ミラはやはり素晴らしい
次に向かったのはガウディ作のやはり世界遺産カサ・ミラ。
地下鉄の駅から地上に出ると雨はやんでいた。カサ・ミラではうまい具合に当日券(ひとり25ユーロ)を購入でき、すぐに入場できた。
カサ・ミラ内で日本語のヘッドフォンを貸してもらい(無料)、さっそく屋上までエレベーターで昇る。日本語の解説があるので非常にわかりやすかった。
屋上は「スターウォーズ」の「ダースベーダー」を彷彿させる煙突や排気口がそびえるテラスになっており、中庭を挟む形で一周でき、バルセロナ市内を一望できる。
カサ・ミラ全体に直線部分はほとんどなく、ほほすべてが曲線構造からなっており、自然界で見られるかたちを取り入れている。自然を愛し、自然を敬うガウディの真骨頂ここにあり。
ここではお土産を含む
・スカーフ(50ユーロ)
・メガネケース(13ユーロ)
・消しゴム(3.5ユーロ)
・来年のカレンダー(8.5ユーロ)
・記念の置物(7.5ユーロ)
合計19.5ユーロ購入、他にその場で撮影してもらった記念写真3枚(12ユーロ)を購入した。
フラメンコを生で見た
地下鉄10回券を使い切るかたちで、最後はリセウ駅で下車、近くのカテドラル大聖堂に行く。
カテドラル大聖堂はキリスト教カソリックの正統派の教会であり、バルセロナ市民の心のよりどころといわれているが、サグラダ・ファミリアがあまりに奇抜すぎて、歴史や伝統を無視し、何人も寄せ付けない超越している感があることから、カテドラル大聖堂を支持する正統派の保守的な層には、サグラダ・ファミリアは到底受け入れられないだろうなと感じた。
あいにく観光客の入場時間は終了していたので、カテドラル大聖堂の外観だけを見て、レイアール広場に赴き、サンプリンセスの乗客Tご夫妻から教えていただいたフラメンコの生ライブを見に行く。
第1回目のフラメンコ・ショーは19時半開演、入場料ひとり17ユーロ、よく冷えた白ワイン(5ユーロ)を飲みながらの見物となった。
フラメンコの演奏は、男女ひと組のダンサーとギター1名、歌手2名、パーカッション1名からなる。
スペインには中世の長い間イスラムに支配されてきた歴史があり、イスラムの影響もあってか、フラメンコの節回しは単純な繰り返しで、アラーを讃えるイスラムの宗教音楽に似ているように聞こえなくもない。一方、フラメンコの踊りは激しく躍動的で、タップを踏み鳴らす情熱的な踊りで迫力があった。
20時過ぎても外はまだ明るい
20時過ぎにショーが終わり、外に出てもあたりはまだ明るい。
ランプラス通りのテント張りの簡易ル”Restorante L’Oliva”で
・バルセロナ名物パエリア料理(17.9ユーロ)
・イカフライ(カラマーリ、12.95ユーロ)
・サングリア(11.5ユーロ)
合計46.59ユーロにチップ10ユーロ。バルセロナの海鮮類は、港だけあってどれも美味。
帰船
あたりは少し暗くなりかけていたが、徒歩で「コロンブスの塔」まで行き、待機していた港の岸壁行きシャトルバスに、往復券の復路分を提示して帰船した。
朝方接岸していた大型客船はすべて出港済みだった。9時半過ぎには帰船できた。
バルセロナでの買い物まとめ
以下、私たちがバルセロナで買い物をした内容です。
グエル公園 入場料 | 17ユーロ |
シャトルバス往復 | 8ユーロ(4ユーロ*2) |
地下鉄10回回数券 | 10.2ユーロ |
タラントス フラメンコショー | 34ユーロ(17ユーロ*2) |
タラントス 白ワイン | 5ユーロ |
カサミラ 入場料 | 50ユーロ(25ユーロ*2) |
カサミラ お土産 | 82.5ユーロ |
カサミラ 写真 | 12ユーロ |
ランチ@Vinitus | 21.9ユーロ(チップ込) |
ティー@Bopan | 7.7ユーロ |
ディナー@Restorante L’Oliva | 56.59ユーロ(チップ込) |
合計 | 304.89ユーロ |
バルセロナのおすすめ度
以上、実際に私たちが旅をしてきた紹介でした。
バルセロナ港の港湾設備は目を見張るものがある。
スペインな年間8千万人の外国人観光客を受け入れているというが、イタリアのようにただ漫然と受け入れているのではなく、ソフト(地元の人々のおもてなしの気遣い)・ハード両面においてのインフラ整備の努力には敬意を表したい
今回のポイントは以下の通りとさせていただきます!!
食べ物が美味しい度 | ★★★★ |
観光が楽しい度 | ★★★★★ |
店員のサービス度 | ★★★★ |
また来たい度 | ★★★★ |
総合おすすめ度 | ★★★★ |
今回は以上です。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!