目次
アイスランドの基礎データ


人口 | 約36万人 |
公用語 | アイスランド語 |
宗教 | キリスト教(アイスランド国教会) |
気候 | 北極圏 |
経済 | GDP成長率:3.7%/アイスランド |
通貨 | クローナ/ISK(1ISK=0.87円) |
私たちの実際の行程紹介!

今回の滞在時間:7時間00分!
8:30 | 下船~徒歩 |
9:45 | ハットルグリムス教会 |
10:00 | ティーブレイク |
10:50 | 教会展望台 |
11:25 | チョルトニン湖 |
11:50 | ランチ |
13:00 | ロイガヴェーグル通り |
14:10 | 徒歩で船へ |
15:30 | 帰船 |
北緯64度・最北の地レイキャビク

最北の地レイキャビクに到着した。

今回のクルーズでは最北端の北緯64度に位置する「火と氷の国」アイスランドの首都レイキャビク。

アイスランド島のすぐ北を北回帰線が通っており、北極圏まであとわずかのところまでの最果ての地に来たことになる。
今日の日の出は午前3時23分、日の入りは午後11時29分とほぼ白夜現象。夜はわずかに4時間、残り20時間は昼間となる。

天気予報は曇りにわか雨だったが、昨夜までの大荒れの天気と違い、波も静まり穏やかな好天の一日と絶好の観光日和となった。
代表的なアイスランド観光コース

アイスランドでの観光は、以下3か所をめぐるゴールデン・サークルの旅
- 大地に吸い込まれるように水が流れ落ちるグトルフォスの滝
- 英語ガイザーの語源となった間欠泉ゲイシール
- 北米プレートとユーラシア・プレートが地上で引っ張り合うギャウ、もしくは

世界一広い露天風呂といわれるブルーラグーンでのヒーリングタイム
のどちらかが代表的。
多くの乗客がこのどちらかを選択してツアーに参加した。
僕たちはフリーでレイキャビク市内巡りを選択した。
レイキャビク港より下船

下船許可が下りたのは午前7時半過ぎ。僕たちは午前8時半ごろ下船。

レイキャビクのクルーズ・ターミナルは甚だ簡素で、サンプリンセスの下船したところに1部屋あるだけ。

その部屋を通過するとアイスランド入国したことになる。部屋の中には2名の係官がいるだけで、検査やパスポートチェック等もなくスムーズに通れた。
埠頭にはサンプリンセス以外に”Norwegian Getaway”と少し離れた埠頭にもう一隻大型客船が停泊中。今日はこの小さな街に3隻の大型客船から多くの観光客が降り立つはず。
ターミナルで両替がない

港内には土産店が1店あるのみで、現地通貨への両替はできなかった。
聞けば、アイスランドは全域でクレジットカードが通じ、また、タクシー等でも米ドルや英ポンド、ユーロが通用するとのことで、現地通貨アイスランド・クローナをほとんど必要としないという。とはいえ、バスに乗るためには現地通貨のクローナが必要だったが、結局両替できない始末。


徒歩で、あたりの景色を満喫しながら、レイキャビク市内の小高い丘の上にそびえたつ、どこからも見えるレイキャビクのランドマークたるハットルグリムス教会を目指す。
クリーンなエネルギー

アイスランドのエネルギー源はすべて地熱発電の熱で賄われており、街の空気は澄んでおりクリーンそのもの。

自動車専用道路のそばの海岸沿いの散歩道は、自転車道と並走しており、時々休憩用にベンチが設けられている。
あたりの景色を満喫しながらの散策

色とりどりに咲き乱れる花々を鑑賞したり、カモメやその他の水鳥の生態を観察しながら、ゆっくりとしたペースで歩いていると、今日は週末の土曜日とあって、市民ランナーが時々走っている。

アイスランドの国旗を振ると皆笑顔で反応してくれるのが嬉しい。

風がなく、陽射しがあるものの、空気は冷たい。

服装は全く冬装束で、ヒートテックの長袖下着に同じくヒートテックの長ズボン下、長袖ポロシャツとカシミヤのセーターの上にブレザーとレインコート、下は冬用の暖パンといういで立ち。それでも首のあたりが寒く感じる。
ハットルグリムス教会前でひと休み

9時45分に目指すハットルグリムス教会に到着。徒歩で約1時間15分かかったことになる。
ちょうどJTBツアーバスや他のクルーズのツアーバスが来ており、教会前は人だかり。
僕たちはこの人だかりを避けるべく、トイレ休憩を兼ね、ティーブレイク。

ガイドブックに載っていた教会前のカフェロキ”Cafe Loki”で
・ハーブティー(500クローナ)と
・エスプレッソ(450クローナ)を注文。

英語が良く通じる。店員の若い男性に日本のガイドブックの該当ページを見せて、このカフェが写真入りで掲載されていることを説明すると嬉しそうだった。

また、港に帰る際のバス停とバスの番号を聞いたところ、スマホで調べてくれ、地図に印をつけながら丁寧に説明してくれた。
展望台へ

教会前の人だかりが一段落したところを見計らって、教会に入場したが、礼拝堂はミサの最中で入場禁止。


教会内の売店で展望台の入場料(ひとり1,000クローナ)を支払い、エレベーターで展望台へ。

展望台からはレイキャビクの街四方が一望できた。
チョルトニン湖


その後、水鳥がくつろぐ市民の憩いの場であるチョルトニン湖に出て、僕たちもベンチに座って水鳥の戯れを見ながら、しばしのくつろぎタイム。
クジラ肉を食べたかったが

レイキャビク随一の繁華街ロイガヴェーグル通りに出て、ランチをとる。

ガイドブックに載っているレストラン”Snaps”に入る。

店内は土曜日ということもあって、地元の人たちでほぼ満席。予約なしの僕たちはカウンターであればOKですよと言われて、カウンター席に落ち着く。

お目当ては珍しいクジラ肉料理だったのだが、この店では扱っていないとのことでがっかり。
気を取り直して、

・クラブサンドイッチ(2,890クローナ)

・アイスランド名物スキール”Skyr”(1,250クローナ)
※:フレッシュチーズとヨーグルトの中間のような乳製品
・地ビールの生(1,450クローナ)
・白のハウスワイン(1,290クローナ)を注文、
合計6,880クローネ。

物価は輸入品が多いためか、他のヨーロッパ諸国に比べ相当に高い。1アイスランド・クローナは0.93円でほぼ円と等価(2019年5月現在)
手編みのセーターを購入

ランチ後はロイガヴェーグル通りで、ショッピング。


・アイスランド製の手縫いのざっくりした厚ぼてのセーター2枚と
・マフラーや毛糸の帽子等を購入、
合計65,360クローナ。
帰船後、船内に税関職員が乗り込んできて税還付手続きを行う。8,850クローナが還付されることとなった。
現地通貨がないため、徒歩で帰船

帰りはさすがに疲れていたため、交通機関を利用したかったが、カフェロキで教えてもらった地元のバスは、現地通貨がないため乗ることが出来ず、かといってタクシーはなかなか捕まらずで、結局往き同様、とぼとぼ歩いて帰船することになった。

ロイガヴェーグル通りからちょうど1時間で帰船。往復で今日の歩数は2万歩越えとなった。
レイキャビクでの買い物まとめ
以下、私たちがレイキャビクで買い物をした内容です。
教会入場料 | 2,000クローネ(1,000*2) |
ランチ | 6,880クローネ |
ティーブレイク | 950クローネ |
お土産 | 65,360クローネ |
還付金 | ▲8,850クローネ |
合計 | 75,190クローネ |
レイキャビクのおすすめ度
以上、実際に私たちが旅をしてきた紹介でした。
風が冷たく寒かったが、好天で絶好の観光日和。
現地の人々は優しく心地よい限りだったが、白人ばかりで黒人もアジア人も見かけなかった。
国の規模が小さく、漁業主体で就業できる職業も限られていることから、土着の白人以外の移民をあまり必要としないということか。
今回のポイントは以下の通りとさせていただきます!!
食べ物が美味しい度 | ★★★ |
観光が楽しい度 | ★★★ |
店員のサービス度 | ★★★★ |
また来たい度 | ★★★★ |
総合おすすめ度 | ★★★★ |
今回は以上です。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!