スポンサーリンク

リスボンの基礎データ

特徴 ポルトガルの首都
人口 約305万人
公用語 ポルトガル語
宗教 キリスト教(ローマカトリック)
気候 亜熱帯 – 地中海性気候
経済 GDP成長率:2.7%/ポルトガル
通貨 ユーロ/EUR(1EUR=122.45円)

私たちの実際の行程紹介!

今回の滞在時間:8時間00分!

12:30 オプショナル・ツアー
12:50 バス出発
13:25 ヘレンの塔
13:45 発見のモニュメント
14:25 貸切トラム 出発
15:30 貸切トラム 終了
15:40 バス出発
16:00 ジェロニモス修道院 着
16:55 ジェロニモス修道院 発
17:25 港着・徒歩で旧市街へ
19:00 ディナー
20:00 出発
20:30 帰船

リスボン港到着

リスボンに着いた。11時半ごろにはイベリア半島最長の川、テージョ川の河口沿いの旧市街(アルファ地区)に近いクルーズ・ターミナルに接岸。

ターミナルは市街からわずか徒歩10分

旧市街までは歩いて行ける至近距離で超便利な場所にクルーズ・ターミナルがある。

リスボンのクルーズ・ターミナルの規模は他に比べて小さいものの、立派な設備を有しており、これまでのヨーロッパのどの港と比べても遜色はない。

リスボンの外国人観光客に対する受入れの真摯な姿勢が素晴らしい。

「七つの丘の街」

リスボンの街は「七つの丘の街」といわれ、起伏に富む街並みがオレンジ色の屋根で統一されて美しい。

オプショナルツアー参加

ツアー「貸し切りトラム(路面電車)でめぐるリスボン」(約4時間、一人214米ドル)に参加。12時半に7階前方プリンセス・シアターに集合、バス6台に分乗して出発。

バスは2台ずつ3チームに別れ、参観場所を分散し、1か所に集中して混まないような工夫がなされた。

僕たちのバスは1号車。2号車とともに、
・ベレンの塔
・発見のモニュメント像
・貸し切りトラムで市内一周
・ジェロニモス修道院
を訪問するコース。

ベレンの塔は船乗りたちの心の支えの場所

12時50分にサンプリンセスを出発、13時25分には最初の訪問地、世界遺産のベレンの塔に着いた。ぬけるような青空のもと美しい景色が広がる。

かつて外洋への航海は命がけであった。船乗りたちは、航海の出発時にはこのテージョ川の河口入口のベレンの塔に向かって無事の帰還を祈り、そして長期間、なかには数年に及ぶ航海を無事に終え、帰国したとき時に真っ先に目にはいった故郷の像がこのベレンの塔であったはず。

船乗りたちの心のふるさと、心の支えであったろうことは容易に想像がつく。

発見のモニュメント像

次は発見のモニュメント像。テージョ川の川沿いにエンリケ航海王子を先頭にかつて大海原を乗り超え、ポルトガルに繁栄と栄華をもたらした偉人像が川面に向かって並んでいる。

インド航路を発見したヴァスコ・ダ・ガマや日本関係ではキリスト教を日本に伝えたイエズス会のフランシスコ・ザビエルの像があった。

川沿いの公園には散策路が設けられており、イケメンの地元青年が自転車でこぐエネルギーを使ってのフレッシュ・ジュース絞りの販売が人気を博していた。

トラム乗車体験は実に面白かった

次はこのツアーのハイライト、貸し切りトラムに乗ってのリスボン市内一周

トラムは旧式電車で、急坂が多いリスボンの街を駆け抜けるため、運転席には通常の電気ブレーキのほか、空気ブレーキと砂を撒いて止める砂ブレーキを備えている。

乗客も20人ちょっとで席が満席になる超コンパクトな社内。僕たちのバス1号車の36名の乗客は2両のトラムに分乗して出発した。

トラムは人の歩く速度より少し早いぐらいの速度でゆっくり走りだす。

約1時間のトラムの旅で、起伏に富んだリスボンの街並みを駆け抜けた。坂の上り下りは特に面白い。

車一台通れるかどうかの狭く急な坂道をベテランの運転手が難なく運転している。

車窓からポルトガル国旗を歩行者に向かって振ると、気づいてくれた人はほぼ例外なく手を振って返してくれる。地元の人も観光客も同じ反応で嬉しい。

大航海時代の富の象徴ジェロニモス修道院

午後4時に最後は再びベレンの塔や発見のモニュメント像のそばまで戻り、世界遺産ジェロニモス修道院へ。

修道院内部はイスラムの美術の影響を強く受けている。

大航海時代の富と繁栄を象徴する寺院というが、イタリアやこれから行くイギリスの富の蓄積の度合いに比べるとくらぶべくもない。5時にはジェロニモス修道院を後にした。

旧市街散策・優雅なディナー

ジェロニモス修道院から、再度、旧市街近くのクルーズ・ターミナルまで戻り、5時25分頃解散。

徒歩で旧市街に向かう。

旧市街の中心、コメルシオ広場から丘に上がるサンタ・ジェスタのエレベーターは切符売り場が観光客でいっぱい。やむなくすぐそばの階段を使って丘に登るが、ものの数分で登れた。

ジャカランタの花びら舞う戸外のレストラン

丘の上の広場に咲くジャカランタの藤色の花ビラが風に舞い落ちる素敵なレストランのアウトドアで優雅にディナー。

レストラン名は”Mar ao Carmo”

昨日の船内ポルトガル語教室で、リスボン出身のマルコさんから薦められた

・塩ダラの炒め物(16ユーロ)

・エビのアヒージョ(11ユーロ)

・タコのサラダ(6.9ユーロ)
・白ワイン2杯(1杯4ユーロ)

食後の仕上げに
・エスプレッソ2杯(1杯1.6ユーロ)
・スイーツ(5ユーロ)で締めて、
合計50.1ユーロをクレジット・カードで支払った。チップの5ユーロは現金で女性店員(ブラジル出身)に渡した。

缶詰専門店・帰船

帰りにサーディンの缶詰専門店があり、

缶詰4缶35.3ユーロをクレジット・カードで支払い、帰船した。

リスボンでの買い物まとめ


以下、私たちがリスボンで買い物をした内容です。

オプショナル・ツアー 428米ドル(214*2)
エッグタルト 2ユーロ(1*2)
ディナー 55.1ユーロ(チップ込)
イワシとタラの缶詰 35.3ユーロ
合計 92.4ユーロ
428米ドル

リスボンのおすすめ度

以上、実際に私たちが旅をしてきた紹介でした。
物乞いが目についた。丘の上のレストランで食事中も物乞いが寄ってきて小銭をせびった(払わなかったが)。レストランの店員が一応追っ払うが、強い調子で追い払うのではないため、物乞いはすぐに戻って来てしつこく小銭をせびる。

ポルトガルは国としての規模がこれまで訪れたフランスやイタリア、スペイン等と違い、小さ過ぎることもあってポルトガル発の文化や経済に力はない。

現役時代に香港・深セン駐在だったころに馴染みのあったマカオ名物のエッグタルトの本家本元が、この国だったとわかる。

江戸時代を通じて日本と深く交流した西欧の国がポルトガルであったし、カステラや金平糖などの日本語になったポルトガル語に親近感が沸く。ポルトガルの演歌ともいわれる”ファド”は哀愁の歌。

また公園や広場に鳩が少なかった。

今回のポイントは以下の通りとさせていただきます!!

食べ物が美味しい度 ★★★★
観光が楽しい度 ★★★★
店員のサービス度 ★★★★
また来たい度 ★★★
総合おすすめ度 ★★★★

 

今回は以上です。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!