目次
ジュノーの基礎データ
人口 | 約3.2万人 |
公用語 | 英語 |
宗教 | キリスト教(福音派教会) |
気候 | 西岸海洋性気候(極温帯気候) |
経済 | GDP成長率:2.3%/アメリカ |
通貨 | ドル/USD(1USD=108円) |
私たちの実際の行程紹介!
今回の滞在時間:7時間50分!
13:20 | 下船 |
13:25 | 無料シャトルバス |
13:32 | ダウンタウン着 |
13:35 | ツアー交渉 |
13:56 | 交渉成立 |
14:08 | バス乗車 |
14:37 | 下車 |
14:47 | メンデンホール氷河 |
15:39 | ナゲッツフォール |
16:15 | ビジターセンター |
16:35 | ゴーストストップ |
16:45 | バス出発 |
17:00 | Auke Bay着 |
17:15 | ホエール船出発 |
18:58 | 帰港 |
19:05 | バス乗車 |
19:35 | ダウンタウン着 |
19:56 | Tracy’s King Crab |
21:03 | 無料シャトルバス |
21:10 | 帰船 |
ジュノー港へ到着
米アラスカ州・ジュノーに着いたのは午後。
予定より少し遅れて13時半ごろ下船。パスポート等のチェックは無し。
人口3万人の街に約1万人が上陸
クルーズ・ターミナルといった立派な設備はなく、埠頭に大型客船が横付けしている。
大型客船は、我らがサンプリンセスのほかに
●同プリンセス・クルーズ社の
・”Royal Princess”(3,560人乗り、142千トン)
・”Star Princess”(2,600人乗り、109千トン)
●Holland America Line社
・“Westerdam”が、停泊中。
4隻合計で約1万人が人口わずか3万人のジュノーの街に上陸している計算になる。
ホエール・ウォッチングツアー申込に消耗
埠頭からジュノー市内トラム駅まで約1.6キロは無料のシャトルバスがあり、このシャトルバスを使って市内へ向かう。
トラム駅前にはたくさんのブースがあり、各種ツアーの販売を行っている。Tさんご夫妻と途中で知りあったKさんご夫妻、Iさんと合計7人でホエール・ウォッチングと氷河ツアーの申し込みを行う。
ツアーには統一価格がなく、ツアー参加希望者が各ブースで値切り交渉も含めハードな交渉をやらざるを得ない。現地販売員の接客態度も早口の英語でグイグイ迫ってくるため、交渉にかける時間と労力を消耗する。
もともとツアー価格なら、店頭価格表の提示があってしかるべきだが、そういった類もなく、書面による説明等も皆無で、口頭での交渉オンリー。出鼻でかなり消耗戦を強いられることに。
しかし、結果的には、メンデンホール氷河及びホエール・ウォチングとも満足のいくものであり、同行した他の参加者の皆様も大満足されたので一安心した。
メンデンホール氷河
まず、シャトルバスでメンデンホール氷河へ向かう。市内から30分ほどのバスドライブの後、現地に到着。
間近にメンデンホール氷河が迫る場所はやはり圧巻。
たくさん写真を撮り、さらにメンデンホール氷河に隣接して、山から大量の雪解け水の大滝(ナゲット・フォール)が見えるところまでトレッキング。
往復で2マイル(約3.2km)徒歩約45分の道のり。ナゲット・フォールの迫力満点の轟轟と流れ落ちる滝つぼのすぐ近くまで近寄れた。
水しぶきがミストとなって全身に被る。背後に雄大なメンデンホール氷河を控え、滝と氷河の組み合わせの景色は圧巻。空が青く晴れ渡り、空の青さと滝から流れ落ちる水の白さ、周囲の雪山の雪の白さと山肌の緑の色彩のコントラストが実に美しい。
ビジターセンターでひと休みの後は、ホエール・ウォッチングの出迎えバスが来るバス停で待つこと5分。
次のホエール・ウォッチングの港へ向かう。お土産にジュノーの地名入りのマグネット(5米ドル)を買った。
迫力のクジラが間近に(感動)
ホエール・ウォッチングは、中型の2階展望台付きボートで、僕たち7名の他は、他の大型客船で来たであろう外国人観光客が乗り込んできた。
港から約30分の航行でホエール・ウォッチングの場所に着く。すでに周囲には中小型のボートが数隻エンジンを止めてクジラが現れるのを待っている。
天気は晴れ、海面は穏やかで波ひとつ立たない。船がエンジンを止めると船底を打つチャプチャプとした水の音のみで静寂に包まれる。
そんな静寂な中、クジラが至る所で潮を吹き、巨体をくゆらすのですぐに発見できた。
クジラは何度目かの汐吹の後は、深海に潜るため大きく尾びれで海面をたたくそぶりが近くで垣間見え、大迫力。
このあたりは内海で波が穏やか、子育て中のクジラの親子にとってはうってつけの安全な場所。母クジラが子クジラに泳ぎやもぐりの方法を伝授しているらしく、母クジラのすぐそばにくっついて泳ぐ子クジラの姿はけなげで愛らしい。
しばらくの間クジラの生態を観察。
すでに時刻は夕方19時を回るが、白夜に近い緯度のため昼間のように明るい。
ホエール・ウォッチングを十分多能出来たので港に帰還。港に帰る途中や港でたくさんの白頭ワシ(米国の国鳥)を見た。白頭ワシは周囲を威圧する風格と威厳を備えている。悠然とたたずむ姿が絵になる。
バスでダウンタウン・トラム駅まで送ってもらう。
仕上げは大型タラバガニ三昧
ダウンタウンではお土産屋が軒を連ねている。
夏季はクルーズ客でごった返し、街は賑やか。稼ぎ時のシーズン到来である。
僕たちはタラバガニ専門レストラン”Tracy’s King Club Shack”に立ち寄り、
今茹で上がったばかりの熱々の
・タラバガニ(Kings club)の脚1本とハサミ1本の組み合わせ料理(54米ドル)
・地ビールの生ビール(Alaskan Amber 6.02米ドル)
・アイスティー(3米ドル)を注文。
セルフサービス方式で税込66.35米ドルを現金で支払う。
ツアー申込のタフな交渉の2つの戦果
今回のメンデンホール氷河とホエール・ウォッチングはJTB主催の同ツアーに比べ、
①時間にゆとりがあった上に
②ひとり当たり35米ドル安くなったため、
二人分70米ドルで上記のカニ代が賄えた計算になる。
出鼻で、タフな交渉をした甲斐があったというものだ。
帰船後は14階ホライズンコートに行きギネスビールで飲みなおし。
実り多い楽しい一日となった。
ジュノーでの買い物まとめ
以下、私たちがジュノーで買い物をした内容です。
氷河ホエールウォッチングツアー | 273米ドル(136.5*2) |
マグネットのお土産 | 5米ドル |
タラバガニ専門レストラン | 66.35米ドル |
合計 | 344.35米ドル |
ジュノーのおすすめ度
以上、実際に私たちが旅をしてきた紹介でした。
アラスカ・ジュノーはアラスカ州の州都、それなりの街の規模と歴史と風格がある。夏場に1年分を稼ぐためか、埠頭入口の各種ツアー販売窓口(ブース)では交渉・消耗戦を強いられるのである程度の覚悟が必要。
誰にもわかりやすく納得のいく統一価格を取り入れることを行政などで推進すべきだとは思う。
しかし出鼻の交渉戦をのぞけば(結果的に戦果も報われたし)自然環境はそのものは圧巻の一言。人生で初めてクジラをあんな間近でかつ何頭も見ることができ、大変実りのある滞在になった。
今回のポイントは以下の通りとさせていただきます!!
食べ物が美味しい度 | ★★★★ |
観光が楽しい度 | ★★★★ |
店員のサービス度 | ★★ |
また来たい度 | ★★★ |
総合おすすめ度 | ★★★ |
今回は以上です。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!